
昨年の9月にtsubatics名義にて早稲田でイベントをやってから、約1年後にhappy is a momentとして第一回のイベントが開催できた訳だけれども、前回にも増して良いアーティストが集まり、良いイベントになったのではないかと思っています。
最近、良いライブって何かなーということを考えます。
自分のやっている別のバンド(spinoza)でも自主イベントなどやることがあったんだけど、今までのものってなんとなく「手作り」という志向のものが多かったと思うし、それによって肝心の自分たちのライブの出来(というよりは自分自身のモチベーション・集中力)がおざなりになっていた気がしていました。結局のところ、自主イベントだからとりあえず「楽しめればいい」という気持ちもあったんだと思います。
手作りのライブが悪い訳ではなくて、それは自分の力のなさに対する言い訳でもあるんだけど、自分のライブ以外に考慮しなくてはならないことが当日に多すぎてしまうと、肝心なものを見失ってしまうことがないようにしていきたいなという風に感じていて、今回のイベントはそれが少し実現できたのではないかと感じています。

今まで自分は手作りのライブ志向であったことは間違いないし、正直ライブハウスで演奏すること自体もあまり意味がないのではないかと思っていました。今回のイベントを通して三軒茶屋grapefruitmoonのカワベさんには費用の面でも考慮してもらったし、ライブハウスの環境・スタッフの方の支援を得ることができるということは、自分のライブに向かうモチベーションを上げる効果になることも実感できました(準備等々も全てお任せできました)。対バンの素敵なバンド達も、全て観る事ができました。4バンドで構成されたイベントということも、転換のゆとりや歓談などもできたし良かったと思っています。
色々と反省点もありますが、第二回目以降はよりよいイベントにしていけるよう努力したいと思っています。そして、これからは以前にも増して一回一回のライブを大切にやっていきたいし、良いライブができるよう集中力も高めつつ前進していきたいですね。

このイベントのコンセプトとしては「ライブハウスのブッキングのような高価な費用を払わなくとも良いイベントは作れるし、参加者全員で良いライブをすることに集中して、みんなで作り上げよう」ということだと思います。MCでも少々話しましたが、当初出演バンドそれぞれに最低限のノルマ負担をお願いしてのお誘いに対し、快く了承してくれて本当にありがたかったなと思っています。そういう条件の下、これだけ良いバンドが集まるイベントはそうないのではないかなーとも思っています。
ライブハウスの多くは、出演バンドに対する(高額な)ノルマ負担によって成り立っていることは事実だと自分は思っているし、そのことを認識した上でライブができる場所やバンド間の繋がりになるようなものも考えていきたいですね。バンドマンって一般の方が思っている以上に莫大なお金がかかっているのです。スタジオでの練習はカラオケなんかよりも高いし、ライブをやるには数万円の費用がかかったりとか(お客様を呼べればよい、という話もありますが)。・・・ただ、前述した通りライブをやれるという環境が整っているという部分ではライブハウスの良いところもあるので誤解なきよう、です。
まとまりがなくなってきたので、このあたりで停止しておきます。
私の備忘録として。長々とわかりづらい文章でしたが、最後まで読んでくれた方どうもありがとうございました!!それでは。
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2010年10月22日(金)@三軒茶屋grapefruit moon
「THE GREAT ESCAPE Vol.1」
OPEN/18:30 START/19:00 ADV/¥1,900+1D
[artist]
silene
swayts
happy is a moment
MUSQIS SEXTET
[music]
Buersfur
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tsubatics