2013年09月13日

大声と泣き声




どうも。
クロヤナギです。
平々凡々継続中です。
皆さんはいかがお過ごしですか?



2013.9.7(Sat)『EXTREME DISCO SUPER!!』@秋葉原 CLUB GOODMAN
にお越し頂きました皆さま、本当にありがとうございました!
楽しい話も出来て、良い一日を過ごせました!感謝です!
共演者の皆さま、ありがとうございました!
-uさんともお話できましたし、久々に佐々木さん(scscs)ともお会いできて良かったです!
GOODMANスタッフの皆さん、お世話になりました!
とても気持ちの良い環境で演奏させてもらえました!また、機会がありましたら、宜しくお願いいたします!



ここ最近、僕らは曲作りをしていまして、7割方かたちが出来てきましたので、バンドの進行状況を「ご報告」だけさせてもらいます。
こういうのも「新曲」とかじゃなくて「新譜(アルバム)」とかで報告できると恰好がつくんだけどな(笑)。
次回のライヴ
2013.9.17(Tue)『MEMORIES ARE ROMANTICA』@新宿WILD SIDE TOKYO
には完成が間に合わないですけど、次々回のライヴでは演奏したいなぁと思っています!



では、「今週の1本」いきます!
僕が今週観た作品はこちら!


うなぎ41iWP9egppL.jpg

「うなぎ」です!



そして監督はこの方!

今村昌平監督prof.jpg

今村昌平監督です!





今村監督作品、初めて観ました。
この「うなぎ」ですが、カンヌ映画祭パルムドール受賞作です。
(同時受賞作にキアロスタミ監督の「桜桃の味」があるようなんですけども、以前から友人に薦められていて、これも気になります。)
「男、一人。女、一人。うなぎ一匹。」とありますが、みんな「根無し草」というか、自分の足で立つことが困難な状況であったりするということ、三者は互いに暗喩になっている。そう思っています。
男と女は、過去や現在にちょっと「訳あり」な事情があったり、うなぎは「自分の父親も誰か分からない」という生態系に属していたり、自分のもともとの居場所を知る術となるマップを失った状況に三者はおかれている。そんな感じがします。
うなぎという生物は帰巣本能が凄い、という話が劇中に出てきますが、うなぎは数万キロの旅をして自分の生まれた土地へ帰ってくるんだそうです。(違ってたらごめんなさい)
男と女も、新しい生活を築こうと、再び自分の立ち位地を探るように、自分の居るべき場所を掴むようにマップを製作していきます。
そして、役所広司さん演じる、普段は物静かで無愛想で余分なことは口にしないような寡黙な男が、声を荒げるシーンが後半に出てくるんですが、「自分の立つ場所/居場所を守る」ということを相手に伝える(伝えようとする)、そんな時に人は声を荒げるんだと思います。
僕の好きな「バベル」でも、聾唖の少女役の菊地凛子さんが、声を出して泣くシーンがありますけど、きっとあの場面も、自分が何とかここに立っていることを相手に伝えようとしているのかな、とそんな見方も出来る気がしてきました。(そして父親役は役所さんという偶然。)
動物の縄張り争いでも、帰巣本能でも、そして人間の姿勢にも、「自分の居場所を守ること」が生きて行くうえで根幹にどっしりと具わっている、そんな印象です。
今村監督作品も段々と観て行きたいと思います!


それでは、今日はこの辺で!

さようなら〜っ!
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posted by suthpire at 16:15| Comment(0) | クロヤナギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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