2013年02月26日

父の不在とその役割

どうも。

クロヤナギです。

平々凡々継続中です。

皆さんはいかがお過ごしですか?





ついこの間「アナログ・ディレイ」を購入した僕ですが、

またまた機材購入の“感”有りです(笑)

本当に「音」って「お金」掛かるなぁ。

僕の懐がますます干上がっていきそうです(笑)

でも、背に腹は代えられないです!

うっしゃーっ!




さてさて、そんな資金が枯渇気味で干上がっている僕が観た映画はこちらです!

バリーリンドン.jpg

「バリー リンドン」です!



そして監督はこちら!

mukku .jpg

・・・では無く、こちら!

kubrick.jpg


はい!スタンリー・キューブリックです!(笑)


もうね、本当に最近キューブリックが「ムック」にしか見えない(笑)

似てんなぁ〜って思うんですけど、僕だけかな。

いつもの写真(こちら)
a_d_stanley_kubrick_gif.jpg

よりも「ムック」よりなのを載せてみたんだけど、どうでしょうか?(笑)

ムック.jpg

怒られるかなぁ・・・(苦笑)




はい!作品はというと
「18世紀のヨーロッパを舞台に撮り上げた1975年のイギリスの映画である。原作はウィリアム・メイクピース・サッカレーの小説。アカデミー賞の撮影賞、歌曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞を受賞した。」(wikiより)

です!(笑)

僕がここ最近観てきたキューブリックの中で一番「話」が普通でした(笑)

映像も綺麗だし、カメラワークも恰好良いし、曲も素敵なんだけど、

ストーリーがちょっとハマらなかったのが残念だったなぁ。

勿論、約3時間の映画をダレずに観させるキューブリックの編集力には本当に頭が下がるんですが、

今までのと比べると「話」の展開が「王道」でした。

たぶん原作があんまり好みじゃないって事なのかなぁ。



これも結局は「喪失」の物語だと思うんですが、

主人公バリーは、自分を「演じて」「偽って」やっと手にした関係性の中に、

自分の立場や役割を「獲得」していきます。

他者があって初めて与えられた役割を、その他者を失うことにより、自らの役割をも「喪失」していきます。

バリーは(というか人は)「関係性の中に自分が規定されて」立場があるような気がします。

また色々と考えが巡って発見があると良いな!

松岡正剛さんの「バリー リンドン」評がこちらのサイトの載ってますんで、作品が好きな方・気になる方はどうぞ!
キューブリックの手腕、こだわりが紹介されています!
http://1000ya.isis.ne.jp/0814.html

正剛さんとの共通点はヒロインの

「マリサ・ベレンスン」がすっげぇ美人さんだ!

って事です(笑)

maria .png

現在66歳!まだまだご活躍中とのことです!



それでは今日はこの辺で!

さようなら〜っ!




今日の1曲。



「バリー リンドン」より「シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番ホ長調D.929,Op.100から第2楽章」
posted by suthpire at 19:18| Comment(0) | クロヤナギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月23日

intermission 1

どうも。

クロヤナギです。

平々凡々継続中です。

皆さんはいかがお過ごしですか?




2013.2.20(Wed) THE MOMENT
@新宿WILD SIDE TOKYO

にお越し下さいました皆さま、本当にありがとうございました!

また3月にもライヴが2本ありますので、こちらも頑張っていきます!

wild side tokyoスタッフの皆さん、いつも本当にお世話になってます!

リハからの僕の機材トラブルも根気強く付き合っていただきまして、ありがとうございました!

ご迷惑をお掛けしました。お陰さまで無事に演奏することが出来ました!

4月もお世話になる予定と伺いましたので、また再来月も宜しくお願いいたします!

出演者の皆さま、お世話になりました!

Glaschelimさんには本当に毎回良くして頂いて感謝してます!またの機会を楽しみにしています!

他の共演者の方々もお世話になりました!ちょこっとですがお話もさせてもらえて楽しい1日でした!

またの機会をこちらも楽しみにしています!



今日は特別何もしていません。

強いて言えば、昨日の晩に

「先週のブログでイニャリトゥ監督のこと少し触れたなぁ」

ってことで「BABEL」を見返したぐらいです。

img_1161192_33457838_0.jpg


相変わらずAmazonのレビューは真っ二つに割れているこの作品ですが、

僕は「好き派」です。

気持良いハッピーエンドを観たい方は、

いくらブラッド・ピットが出ててもアカデミー賞(作曲賞)を受賞しててもイニャリトゥ監督の作品は観ちゃダメだよ(笑)

殆んどのイニャリトゥ作品がそうだと思いますが、

「性」「不条理」「齟齬」「葛藤」「喪失」などが作品の主要を占めています。

それらと地続きに存在する(であろう作品中には描かれることの無い)登場人物たちの未来。

だから、イニャリトゥ作品を観てみんなが幸せに浸れるような劇的なハッピーエンドは(今現在は)無いんです。

そりゃ約半分の方は気ぃ悪くなるよな・・・(苦笑)

ストーリーで「ハラハラドキドキ」させる展開は、ドラマ性やキャラクターの心理や機微に主体を置いた作風だと思うので一般的な商業作品より少ないと思います。

その分、作品の「時系列をいじる」などして展開にダイナミクスを生み出す所とか、

ストーリーでも「微かな救い」みたいなものは書いて(見せて)くれていて、僕はそういうのも込みで凄く好きなんだけどな。

(因みに次回作はコメディを撮るとか!うわぁ、どうなるんだろうか。全く予想付かんです。)



inarritu.jpg
イニャリトゥ監督

「境界を形成するのは、言語、文化、人種、宗教ではなく、私たちの中にある」と監督が仰っていますが、

あ。そうそう。

余談ですが、作品の舞台はアメリカ、メキシコ、モロッコ、そして日本の4ヶ国で物語が繋がっていくんですけど、

Amazonのレビューで「日本要らなくね?」って方がちらほらいらっしゃるので、

僕の個人的な回答ですけど、監督の言葉通り「宗教」的に観ると、

アメリカとメキシコでキリスト教(プロテスタント/カトリック)、
モロッコでイスラム教、
日本で仏教、
と世界三大宗教を作品に取り込む事ができます。

信仰する「宗教」の違う「人種」を4つのパターンで提示しているわけですけど、

その4つのパターンの共通項として、共同体の最小の単位(だと思うんですけど)の「家族」という形をとって物語を描いていきます。

そしてそして、「仏教圏で良いなら他の国でも良いじゃないか」と言うことですけど、

サントラに坂本龍一さんの楽曲が数曲使用されていて、監督が「教授」の作品を好きなんだそうです。

だから日本に設定したのかなって思ってます。

話戻します(笑)

先ほどの監督の言葉、内田樹さんの「ゆらぎ」と近いんじゃないかなぁって気がします。

「ゆらぎ」でいうと鴨長明です!「方丈記」!

友達と話してて教えてもらいましたが、鴨長明も「方丈記」で「ゆらぎ」に関して書いてるみたいですね!

NHKで番組をやったみたいですが、相変わらずTVが映らないので観れてませんけど「方丈記」読んでみようかなぁ。

いつになるかは分からないけど(笑)




完全にイニャリトゥ監督応援ブログでした(笑)

僕が言わなくても監督は全然やってくれるけど(笑)

はい!それでは今日はこの辺で!

さようなら〜っ!



今日の1曲。

汚部屋掃除中に掛けたアーティストです。

エドガー・ヴァレーズ
坂本龍一+アルヴァ・ノト
ウィリアム・バシンスキー
KTL
フェネス
トレント・レズナー

以上です。

※部屋は完全には片付いてません。
posted by suthpire at 03:37| Comment(0) | クロヤナギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月20日

焼きそば

タナカです。

今日は大盛りのカップ焼きそばを食べました。「まいばすけっと」で99円で買ったやつです。
ソースとからしマヨネーズが付いてて、なかなか旨いんですが、何か足りないなぁと思ってたら…
肉と青のりが入ってないんですね。まぁ99円なんで全然いいですけどね。

とりあえず、まいばすけっとはいつ僕の家の近くに出来てくれるんですかね。まいばすけっと大好きです。

焼きそばを食うとたまに思い出すんですけど、18歳くらいの頃、ソース味と塩味のカップ焼きそばを並べて交互に食ってる人を見かけたことがあります。どうしたんでしょうね。


明日はライブです!是非遊びに来て下さい!

2013.2.20(Wed) THE MOMENT
@新宿WILD SIDE TOKYO
zooZooz / Glaschelim / happy is a moment
北欧パン屋 / Sparky Quano
OPEN 18:00 / START 18:30
AT DOOR ¥1400 / ¥1900

そして、今日聞いてたやつ。素敵です。
posted by suthpire at 00:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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