2013年01月23日

解ってくれるかい?

どうも。

クロヤナギです。

平々凡々継続中です。

皆さんはいかがお過ごしですか?




2013.1.19(Sat)マーフィーの会 Presents ズボラミッションVol.17
@大久保水族館
にお越しくださいました皆さん、お招きしてくださったS×A×Cさん、

共演者の皆さん、本当にありがとうございました!

初めての大久保水族館(とは言ってもライブバーですのでご注意を)でしたが、

楽しかったです!

演者さんとも色々お話をさせてもらえて、良い時間が過ごせました!

また、是非共演させてもらえたらなぁと思っています!

宜しくお願いいたします!!!



因みに次回のライヴはこちらです!
2012.1.28(Mon)
@新宿WILD SIDE TOKYO
AKARINE(千葉) / happy is a moment / Sundelay / Dakaz
OPEN ask / START ask
AT DOOR ¥1400 / ¥1900

こちらも宜しくお願いいたします!





あ。

そういえば、会場の大久保へ向かう途中の山手線で、

原宿から「原宿な」女の子2人組みが乗車してきたんですけど、

(自意識過剰だったらすみません)僕を見て思い出したのか、

たぶん、バイト先での話しなのかな。

「終電無くなってから店に来るバンドマンて居るじゃーん?」

「んぁ、いるぅ〜」

「ちょーダルくないっ!?最っ低なんだけどっ!」

「あーわかるー」

ってな会話が僕のすぐ後ろで交わされておりました(笑)

こういう時はどうしたら良いのかなぁ(笑)





・・・はいっ!と言うことで、

今週の1本です!(笑)

こちらぁ!


siroi ribon.jpg


「白いリボン」です!






監督は奇才、ミヒャエル・ハネケ監督です!

190px-Michael_Haneke_2009.jpg

ハネケ監督のプロフィールです。

1942年3月23日生まれ。オーストリアの映画監督・脚本家。2012年現在、ウィーン在住。
ウィーン大学で哲学、心理学、演劇を学ぶ。(wikiより)

超インテリですね!(笑)

恰好良いぜ!ハネケ監督!

この「白いリボン」は、2009年第62回カンヌ国際映画祭で、最高賞パルム・ドールを受賞。

ゴールデングローブ賞でも外国語映画賞を受賞だそうです。


この作品以前の2作品でもカンヌ国際映画祭で賞をとっています。

そして2012年、第65回カンヌ国際映画祭にて

『愛、アムール』

で再びパルム・ドールを受賞してらっしゃるみたいです。

いやぁ、ますます凄いね(笑)



「白いリボン」以外にハネケ監督の映画を3〜4本は観ているんですが、

改めて、もう一度色々と観てみたくなりました。

僕の感想ですが、ハネケ監督の映画は基本的に

イライラ・ヒヤヒヤ・ムカムカ

します(笑)

大学で心理学を専攻していた監督のことですから、

受けて側の心理を揺さぶることなんて容易いのかも知れません。



この「白いリボン」の感想ですけど、

「純潔の象徴としての白」が存在します。

それを白いリボンとして小・中学生ぐらいの子供達の腕に、

父親(彼は牧師です)が

「幼い頃のように 純真無垢であるように 」

と、子供たちの腕に巻きつけます。

こうして価値観を押し付けられ抑圧された子供たちは、

とても躾の行き届いた清楚な子供たちに「見えていきます」

ここが問題。(そもそも映画の冒頭から子供たちの礼儀正しい様子がカメラに写されているのです)



映画は、この子供たちの住む村の不可思議な事件を書き、

村の人々の生活を映していきます。

今回のハネケ監督作品でのモヤモヤは、



「真実や正解は知らされない」


ということです。

分かり合えたり、分かり合えないということは、

各個人の価値観や好みが相手に伝わり、

相手から反響があった結果で生じることだと思います。


今回の作品はそうではなく、

「相手が答えや真実を知っている。それも高い可能性で。」

といった自分の推測の回答をその当事者の相手に求め、

yesでもnoでもなく、

「わからない」

といった回答が来る。

「躾のよい子供のように「見えている」だけで、

私はまんまとはぐらかされているんじゃないか?」

といった懐疑心が湧きます。

そしてその懐疑心も回収されない。

作品全体にも通じることですが、

問いが投げかけられても、明確な答えがない。

というシーンが多かった気がします。

問題提起はされますが劇中での回答がされずに、

受け手にそのまま回答権が回される、ということです。





そして、作品の設定でよく目にした記事なのですが、

第一次大戦前という舞台設定。(1914年ごろ)

この当時子供だった世代が、大人になる約20年後、(1934年)

ナチス・ドイツの台頭という現象が起きます。(1934年〜1945年)

ハネケ監督は直接この事に関しては一切作品では触れません。

ただ、こうして大人たちに抑圧された当時の子供たちが成人して、

ナチスが政権を握る社会を作ったこと。

1914年当時の鬱屈とした村の人々が無意識的に共有している空気。

それに連なる事件や大人達の欲望の表出。

様々な題材を含んだ作品でした。



カメラワークも、ストーリーの変わり目にとても美しい静止画を起用したり、

そこにこれから起こる事件のナレーションも加えたりと、

約144分の作品を、受け手側の気分を切り替える作品構成で、

ダレずに観れたのも良かったです!




長くなったなぁ(笑)

すみません。

それでは今日はこの辺で!

さようならぁ!



今日の1曲。

Arvo Pärt 「ARBOS」

posted by suthpire at 00:49| Comment(0) | クロヤナギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月15日

ドキュメンタリー

どうも。

クロヤナギです。

平々凡々継続中です。

皆さん、いかがお過ごしですか?




先週の12日(土)
vinegar music&happy is a moment presents「Have a nice day vol.1」
@大塚boon

に、お越しくださいました皆さま、本当にありがとうございました!

頻繁に遊びに来てくれる人がいるって嬉しいです!

共演者の皆さま、出演して頂き本当にありがとうございました!

快く出演以来を受けて下さり、企画も行うことが出来ました!

本当にありがとうございました!




さぁ、そんなお客さんと演者さんを巻き込んでの

打ち上げ!楽しかったぁ〜っ!!!(笑)

久々に下戸の僕にしては飲んだなぁ(笑)

いやぁ、本当に楽しかったです!!!

お客さんも演者さんも、本当にありがとうございました!

この時に、3月のライヴにも誘っていただいて、

本当に感謝です!!!(※詳細はまた色々と決まり次第informationにアップします!)

suzukiさん、itoさん、ありがとうございます!!!




さぁ、今週の土曜日はこちらです!
2013.1.19(Sat)マーフィーの会 Presents ズボラミッションVol.17
@大久保水族館
awseme (Form SxAxCx 舘内+横田) / DJ sinta / Fallopian Disco Force
happy is a moment / Metamorforce / mica peridotite / numbs
Open 18:00/ Strat 18:30
Charge¥1500円 (1Drink込み)

こちらも楽しんで来たいと思います!




そのまた次回はこちら!
2012.1.28(Mon)
@新宿WILD SIDE TOKYO
AKARINE(千葉) / happy is a moment / Sundelay / Dakaz
OPEN ask / START ask
AT DOOR ¥1400 / ¥1900

僕達が大変お世話になっている新宿WILD SIDE TOKYOでの2013年1発目です!

今回もWSTではよく共演させて頂いてます

Sundelayさん

も出演されると言うことで、非常に楽しみです!!!





告知尽くしだね(笑)

と言うことで、今週の1本です!

今週はこちら!

91awGHdeSZL__AA1500_.jpg

「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」です!







面白かったです!

・バンクシー(この映画の監督であり、グラフィティアーティスト)の、
作品の凄さ。

・バンクシーに「絵を描け」と言われた1人の無名の男が一躍グラフィティ界に躍り出るまで。
その男は本物か、偽物か。

・情報によって左右される大衆や、アートの価値は?

などが興味深かったですね!

因みにバンクシーに関してですが、

彼の作品は、アカデミック寄りのコレクターからの支持も凄いそうです。

100323_16.jpg

以下4枚は
「2005年8月、ヨルダン川西岸地区のパレスチナ側の分離壁に、子供が壁に穴を開けている絵や穴の開いた壁から見えるビーチなど9つの絵を残した。バンクシーのスポークスマンによると、「イスラエルの治安部隊は空に向けて発砲で威嚇をし、かなりの銃が彼を狙っていた」とのこと。」です。(wikiより)

20120822155221.jpg

20120822155223.jpg

20120822155227.jpg

20120822155226.jpg

分離壁の画像はこちらのブログより拝借させていただきました。
http://d.hatena.ne.jp/RyoAnna/20120822/1345619999




それでは今日はこの辺で!

さようなら!
posted by suthpire at 21:25| Comment(0) | クロヤナギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月10日

また1つ。

どうも。

クロヤナギです。

平々凡々継続中です。

皆さんはいかがお過ごしですか?






さて、新年最初のライヴ告知行きます!(笑)

2013.1.12(Sat)vinegar music&happy is a moment presents「Have a nice day vol.1」
@大塚boon
happy is a moment / vinegarmusic / toivoa / Onett / Bhava
open 16:15 / start 16:30
charge¥500+1drink

スタジオライヴです!

楽しい一日になりそうです!

詳細は、ベースのニシオ君からです!

こちらへどうぞ!
http://www.mono-mal.com/





そして翌週もございやす!


2013.1.19(Sat)マーフィーの会 Presents ズボラミッションVol.17
@大久保水族館
awseme (Form SxAxCx 舘内+横田) / DJ sinta / Fallopian Disco Force
happy is a moment / Metamorforce / mica peridotite / numbs
Open 18:00/ Strat 18:30
Charge¥1500円 (1Drink込み)

先月の、僕達の企画にも出ていただいた、

SxAxCxさん、numbsさん

にまた会えるこちらも相当楽しみです!

勿論、他の演者さんも!

宜しくお願いします!






では、今週の1本行きます!

今週は欲張って2本です!

その壱ぃ!



T0011787p.jpg

「ニーチェの馬」です!





監督は、以前このブログでも書いたんですが、

「倫敦(ロンドン)から来た男」の

タル・ベーラ監督です!

そのタル・ベーラ監督の最新作にして、

最後の監督作品(監督が「もう撮らない」と言っているみたいですね)!



因みに、タル・ベーラ監督はこちらの方!

tarr_3_02.jpg

男前ぇっ!




作品はね、予告観ていただいた方は解ってもらえると思うんですけど、

重厚です!(笑)

真面目も真面目、大真面目です!

いやぁ密度ビッチリですよぉ。

「倫敦から来た男」の方が、僕みたいな素人には観易かったです(笑)

ただね、本物が観たいなぁ。なんて日には観たら良いと思います!

無題4.png

この画、恰好良いです!

この時、嵐(暴風)なんです。

その中に女性が井戸まで水を汲みに行く画なんですけど、

恰好良いわぁ!(笑)

観終わって、監督のインタビューも読んだんですけど、

だいぶ作品の理解に助かりました。

宜しければどうぞ!
http://www.outsideintokyo.jp/j/interview/tarrbela/index3.html

後は、wikiで調べたところ、

タイトルにもある通り、

「全編ニーチェ的なニヒリズムの世界におけるとある親子の生活が描かれる。」

ふ〜ん(笑)

僕はニヒリズムが解ってないから、まずはそこから!

って事になるんだけど・・・。




と言うことで、お勉強です(笑)

「ニヒリズムあるいは虚無主義(きょむしゅぎ、英: Nihilism / 独: Nihilismus)とは、この世界、特に過去および現在における人間の存在には意義、目的、理解できるような真理、本質的な価値などがないと主張する哲学的な立場である。」(wikiより)

はいはい(笑)

作品の中では、父親と娘が、自分の命を繋げる基本的な行いを1つ1つやり遂げていきます。

食事、労働、睡眠。その毎日です。

自分の身体を超えるような過剰な欲は、この親子の生活には出てきませんでした。

慎ましい。そんな感じです。

たぶん、この辺が監督のインタビュー読むとスッキリするんだろうな。

音楽も、反復的要素の強い音楽で、親子2人の生活に基づいていたと思います。

発展や衰退を問わず、今現在の連続であるかのように感じました。




さぁ、そんな大真面目作品の反動の、

その弐ぃ〜っ!

The-Dark-Knight-Rises-10.jpg

「ダークナイト ライジング」でっす!






前作、前々作に続いて監督は勿論、

クリストファー・ノーラン!



完全に反動来たね(笑)

ただただ楽しく観れました!

やっぱり「あの男」は必ず這い上がるってことですね!



そして、なんと言っても、

アン・ハサウェイでしょう!!!

THE-DARK-KNIGHT-RISES-poster.jpganne-hathaway0055.jpg


大変けしからんっすね!(笑)

エッチぃもん(笑)

旦那さん、羨ましいなぁ。

はい!

今日はこの辺です(笑)

さようなら〜



今週の1曲。

kangding ray 「Automne Fold」

先週からのkangding ray熱、継続中です。
posted by suthpire at 01:26| Comment(0) | クロヤナギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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